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往日縉雲幾分愁

そんなに出来ない

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そんなに出来ない


 今日は会社主催の介護教室だった。数ヶ月前から準備したが、なかなか大変だった。
 もともとは家族様から
 「同じように介護に悩む家族同士話し合う場が欲しい」
との話があり、そんな場所を作れないか???と提案したのだ。
 ところが、上司と話を進めるうちにどんどん話の方向は変わっていき、結局「介護教室」という形に変わってしまった。
 その上、ターゲットも思っていたご家族層ではなく、まず地元の婦人会の人に参加していただくという形に収まった。それはそれで意義のあることなのだが、方向性がどんどん変わっていくので最後まで戸惑った。
 内容的にはざっくり会社の説明をした後に、介護士による介護の実演。デイサービス職員による阿波踊り体操。看護師による嚥下体操。栄養士による介護食の説明と参加者のソフト食試食。私たちによる高齢者と片麻痺の擬似体験。福祉用具業者による福祉用具展示品の説明。その後に施設見学。これを2時間半で済ませる予定だった。
 書いただけでもそんな時間で無理だと思われるだろう。しかし、初め各部署、事業所に内容を確認し時間も確認したのだが
 「計ったら10分。」
という話があり、他のところも5分から15分と言っていたのだ。
 時間が押す事はある程度覚悟していたが、まあ、みんな本番は伝えたい事が増えたり頑張ったりで押しまくり。本当は疑似体験を沢山の人にして欲しかったが、時間的に無理で全体でキットを使わずに疑似体験していただいた後、二組だけ参加してもらった。
 時間は1時間近くオーバーし、結局施設見学は中止にした。主婦層だけに途中で帰らなくてはならない人もいて、話の段階では出来るだけ分かりやすいものをと思っていたのに、張り切った看護師さんの嚥下体操は、体操よりも専門的な嚥下や口腔に関する説明が多く、まさしく「勉強」であった。
 時間も内容も私達の打ち合わせが甘かったのだが、お疲れであったろう。婦人会の皆様には気の毒であった。これに懲りずにお付き合いいただきたい。
 反省。上司の思惑と現場の折り合いの付け方を何とかしなきゃ。反省。あれほど回を重ねて打ち合わせたのに当日の変わりよう。
 私も???疲れた。
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